レベラーによってコイルの内部残留応力(巻ぐせ)を細分化し、次の加工を行っても反りやキャンバーが起きにくい鋼板に加工します。矯正技術の精度は日本一。当社の鋼材は、免震材、小型クレーンのブーム材など厳しい平坦度が求められる用途にも最適です。また、レーザー切断に最適な素材加工が得意で、お客様から好評を得ています。それを可能にしたのは、大小異なるローラーの圧下量を個別に調整できる繊細な機械。そして、母材コイルの材質や厚みに応じて異なる圧下量のノウハウ。長年蓄積されたデータがなければ不可能です。
見た目は平坦になったように見えても、コイル鋼板の内部には残留応力が残っています。
そのため、レーザー切断で熱が加わると反りが出てしまうケースがよくあります。
当社のレベラーで矯正した鋼板は、レーザー切断しても歪み難く、
切断加工後の歪みの矯正が不要なため、時間もコストも削減できます。
当社のレベラーが加工できる板厚は日本一です。その厚さ、なんと25mm。コピー用紙なら400枚、一円玉なら16枚重ねた厚さよりも厚い鋼板の巻きぐせを取ることができます。巨大なダイセットシャーは、その厚板を刃物で切断します。難加工材である高張力鋼板(ハイテン)も、同じ機械を調整することによって加工することができます。
わずかに傾斜した刃物で鋼材を切り込んでいき、切断します。
熱や水を使わないため、環境負荷も低い加工方法です。
母材コイル幅は2,500mmまで加工可能。幅2,000mm以上に対応できるコイルセンターは、全国でも片手で数えられるほどしかなく、関東では当社が唯一です。
また、長尺12,300mmまで対応できるため、二次加工時の段取時間の短縮と歩留まりの向上に貢献します。